物欲、食欲、睡眠欲、承認欲求、もっと可愛くなりたい、など。
私はいつも欲にまみれて生きています。
でもお金は限られてるし、顔はどうにもならないし、ふとした時
「はぁ。生きづらい…。」
って思います。
今日はそんな欲まみれで生きづらさを感じる人へ、一冊の本を紹介します。
※宗教勧誘とかはないです※
働き方、生き方、恋愛、全てに使える万能な一冊。
まんが「ブッダ」に学ぶ 穏やかな働き方
です🙋♀️✨
超ざっくりいうと、世の流れに身を任せて生きると楽ですよ、という教え。(たぶん)
働き方とは書いてますが、自分の思い通りにいかない恋愛や人生など、すべてに共通して使える教訓になっています。
個人的、ためになる教え 7選。
理不尽も不公平も、受け入れる。
現実をしっかり受け止めること。
理不尽や不公平なことが常に起こるものと知っていれば、心のざわつきを抑えられます。
引用元:手塚治虫(2016年) 「まんがブッダに学ぶ 穏やかな働き方」(株)プレジデント社 P.162
みんな、「自分だけは大丈夫」って思っているから、いざ理不尽なことが起こった時取り乱すんだなぁと分かりました。
心構えを少し変えるだけで、ちょっとのことで苛立ったりしなくなる超画期的な考え方です。
「苦しい」は、「欲しい」から生まれる。
引用元:前掲書 P.174
欲はモチベーションにもなるが、行き過ぎた欲は苦しみにつながることを知っておくべし。
足りないものばかり数えるのはキリがなく、手に入らない苦しみは一生続く。
「ない」を嘆かない。
引用元:前掲書 P.182
さっきの教え☝️と少しつながっています。
足りないことを嘆くのではなく、足りているものに目を向けて感謝すると穏やかになれる、というもの。
といっても、それで満足するってなかなか難しい~。
(うちがそういう人なら、そもそもこの本を読んでない!笑)
何か手に入りそうで入らなかったものがあった時、「縁がなかった。縁があればまた違った良いものが手に入るはす。」と思うようにしてます。
「なんで私だけ…」は、みんなが思う。
引用元:前掲書 p.140
タイミングが違うだけで、誰しもがこう思う瞬間がある。
苦しいのは自分だけではない。
立派な人=好かれる人ではない。
正しさ、立派さを追うあまり、周りの気持ちを無視しないこと。
人は「正しいかどうか」より、「好き嫌い」で判断するものなのです。
引用元:前掲書 p.98
いつも正しい人って、ずっと近くにいると息が詰まる。
むしろ、だめだめな方が安心できるから人気になるってこと多い🤔
当たり前だけど、一緒にいて安心する、傷つかない、ってことが人に好かれるコツなんだなぁ、と思った。
あと、無理に正しくあろうとする必要もない。 疲れるし。
世の中に、逆行しない。
引用元:前掲書 p.152
何をやっても上手くいかない時はそういう流れ。
いずれ良い波の流れが来るので、それまでは無理に波に逆らわず待つことも大切、という教え。
無理に逆らうと、うまくいかないだけでなく、エネルギーを消耗して疲れます。
過去の答えが今。今の答えが未来。
引用元:前掲書 p.170
すぐに結果が出なくても腐らない。
成功するかは分からないけど、続ける精神力が大切。
苦しくても、それが自分にとっての投資であれば意味がある。
種まきの時期だと考える。
これは何かを始めたばかりでまだ成功してないけど頑張っている人に一番送りたい言葉です。
この本をおすすめするのはこんな人!
- 欲まみれで生きづらい人◎
- 文字読むのが苦手な人◎
- 仏教に興味がある◎
- 手塚治虫ファン◎
ページ構成が右に名言、左に漫画の抜粋となっています。
活字が苦手なうちでも、かなり読みやすい。
あと、漫画の抜粋がとても良くて、手塚治虫ファンは普通に読んでて面白いと思います。
ブッダは全部読んだことがありますが、さらっと読み流していた部分を改めて見直すことができて、「こんなに良いこと言ってたんか。」となることが多々ありました。
この本の最後のページは、ある場面の1コマで〆られています。
なんかジーンとしました。
愛情を感じる編集で、かなりお気に入りの一冊です。
欲から解放され、人生を豊かに楽しむヒントを。
何個か紹介しましたが、人によって響く言葉は違うと思うので、ぜひ自分の気に入った言葉を探してください。
人は欲をモチベーションにして向上するので、そういう面で欲も大切な要素です。
特にコンプレックス、劣等感などの負のエネルギーは強い🏃♀️🔥
しかし、その感情が強すぎて苦しくなっては本末転倒です。
飲まれないように、ちょうどよくコントロールして生きていきましょう。
一応、こっちの悩み記事もあります。
参考になれば(´・ω・`)
さらばなのです~。